PART1 (18) 犬と楽しく外出しましょう

PART1(18) いつもの散歩道でウエーブを描いて歩きましょう

1. まっすぐ歩くのは人間だけ!?
  一説では、道を目的地に向かってまっすぐ直進でいつも歩く動物は人間だけだといいます。そういえば、犬を自由に歩かせ
  ると、あちこち匂いをかぎながら寄り道しながらジグザグの足跡を残していきますね。ただまっすぐ歩くことは、めったに
  なさそうです。あなたと愛犬の散歩は、どんな歩き方でしょう。エッ?前進あるのみ、ですか。それならたまにはウエーブ
  を描きながら、楽しく歩いてみませんか?散歩がおもしろくなり、人と犬の絆を深めるのにも役に立ちます。

2. 遊びですから、楽しくね
  ドッグトレーニングをしている人なら、愛犬とウエーブを描きながら歩くことが、結構難しいことを知っています。でもこ
  こでは堅苦しい決まりは忘れて、散歩中にポールや車止めの棒が何本も立っている場所があったら、その間を、1本づつウ
  エーブを描きながら犬と歩いていくには、どうすればできるか?それを遊び心でチャレンジしてみましょう。

  愛犬を左側につけます

  ポールの間をウェーブを描いて

  1本づつ、愛犬と歩きます

  愛犬に声かけして

  歩きながらフードを与え

  「そうそう」と励ましながら

  ウェーブを描いて歩いていきます

3. うまく出来ない人はフードで釣りながら歩きます
  なかなかうまくウェーブを描いて歩けないときは、フードを手に持って、それをなるべく犬の鼻にくっつけるように
 (ただし食べられてしまわないように)して持ちながら、ウェーブが描けるように犬を操っていきます。
  手にフードを持っていることを犬に教え

  フードにつられてついてくる犬に、ウェーブを描かせて

  1本づつポールの間を歩きます。最後に手のフードを犬に与えます。

4. くぐれますか?
  人間にとってどうってことのないことなのに、犬はなかなかできないことがあったりして、散歩中にびっくりすることが
  あります。
  たとえば犬の体高よりうんと高い位置の車止めの間をくぐらせようとしたら、それまで歩いていた愛犬が踏ん張って前に
  歩かなくなったり。こんなときは、どうしていますか?あきらめてさけて通るより、なんなくくぐれるように教えてあげる
  ほうが、犬はいろんな意味で自信がつき、さまざまな環境に置かれてもパニックにならずにすみます。

  アッツ、なんだか通りたくないなあ・・・(怪しい雰囲気があるみたいで不安)

  ほ~ら、ワッハ。おいしいフードがここにあるよ

  あ、うまそう(ついフードに引き寄せられ)

  いつフードもらえるかな・・・(不安がすっかり消えて、車止めをくぐったワッハです)